平成20年6月1日講座の内容 (第1回 リデュース 地球環境市民公開講座より)


一、私達の住む地球の歴史に始まり人類史宇宙の歴史、生物の発生、環境がいかに形成されかを図解にて
説明をする。
@ 30億年前に遡る時、宇宙がビックバン以降無生物が有生物になる45億年前には、大変石衝突があり
り、人類が登場して3億年が経つことになる。そこで、私達は母体での胎内では、この生物が進化をと
げる過程が起こる30億年のプロセスが約10ヶ月間で成される。そして、卵細胞分裂が起こ
ると爬虫類や両生、哺乳類といった順で派生するのである。
二、現代の抱える環境、ことに生態系を説明する。
A 水が蒸発すると雲が発生し降雨となり山を潤す時に川と成る。食物は自然が作る連鎖が大事となる。
生態系には人と植物動物そして、水を中心とする循環があるが、一部破壊されたら全体に影響が出る。
私たちが流す洗剤や生ゴミは川や海に流れる。それは生物としての存在のため、それぞれが共存の考え
を持ちたいと思います。
三、環境破壊に至るプロセスを判りやすく解説をする。
@ 1990年以降、酸性雨及びダイオキシン、光化学スモッグ、温暖化、海洋汚染、地球の新しい公害が
現れ以後環境対策はあまりに貧しく、対処療法的に過ぎぬ今日である。そこで、我々が日常の生活感覚
にて取り組むことが出来る方法の3Rが必要と思われる。
そこで、3Rのリデュース、リユース、リサイクルを説明し、今後の当面の課題はこの運動を提案する。

環境配慮に関するキーワード

一、まず、2000年に循環型社会形成推進基本法に基ずく、新たな法案ができる。それは、「大量生産・
 大量消費・大量廃棄」型の経済社会から脱却し、環境への負荷が少ない「循環型社会」を形成する為に、
 前首相である小泉首相が、3R運動(3Rイニシアティブ)を唱える。2004年サミットでは20カ国が賛
 同した。
 3Rとは、3つのRということ。
  T、Reduce リデュース(減らす )
  U、Reuse リユース(再び使う)
  V、Recycle リサイクル(再資源化)
 今の環境対策には次項が必要であることを述べる。
  T、Repair (リペア:直す)壊れても修理して使う
  U、Rethink (リシンク:再考する)本当に必要なものかどうか考える
  V、Reform (リフォーム:改良する)着なくなった服などを作り直す
 また、このような取り組みも必要である。
  T、ごみになるものを拒否する 。
  U、捨てるときには分別する。
  V、個人として所有せずに借りて済ませる。
  W、携帯電話など使用後は購入先に戻す。
  X、再利用できないゴミは、燃焼時の熱を資源利用する。
 さて、これらを具体的にどうするのか?私達は真剣な取り組みをしていかなくてはならない。

リデュース(Reduce)  地球環境市民公開講座の資料から
  私達の生活で最も大切な事はリデュースです!
 さて、リデュースとは?
  T、ゴミを減らす→可燃、不燃、資源、粗大ゴミを減らす。
  U、二酸化炭素を減らす(水道光熱、通信、灯油、ガソリン代)
  V、1ヶ月の無駄な買い物を減らす(必要な物だけを買う)
リユースは再利用のことです。
  T、生ゴミを利用し、肥料、洗剤にする。
  U、電化製品をなるべく買換えせず電気、ガス、照明等を長期間使う。
  V、買った物はなるだけ維持できるよう手入れや修理をする。
 可燃ゴミは基本的には最小量にし無駄なゴミは出さないことが大事です。
 今後はプラスティック、サランラップ等は燃料となる為、資源ゴミとなる紙や古着は再利することが出
来る。植木の枝や材木は30p以内に裁断し資源ゴミに出す。それらはリサイクルを企業が考え動きはじ
めました。
 ほとんどのプラスティック資源化となります。ただし、現状ではアルミ製品(アルミホイル、銀紙、電気類)
は不燃ゴミとなる為、現在では乾電池、金属は企業が回収するか売店又は市町村回収窓口に返し、ビニール、
炭酸飲料のビンはすべて再利用が可能です。セロテープやビニールは可燃ごみになりますが、現在の焼却
炉は以前と比べて高性能になったのでダイオキシンはほとんど出さなくなっていますので、レジ袋も都の
推薦のゴミ袋となんら変わらなくなっている為不安なく可燃として扱えます。
家電製品は各企業が有料で引き取る制度がある為、粗大ゴミは自転車も出せるようになって
いる。
また、家具や洋服ダンス等はリサイクルする業者があり、都内ではれサイクルの仕事が増えてきた。

私達の生活の基本的なリデュースとは?
 T、水道光熱代をどのようにしたら削減出来るのか。
 U、粗大ゴミと家電製品をどのようにしたら減らす事が出来るのか。
 この事に対するアイデアを提案とは?

電気代をリデュースしてみよう!
 T、待機電力を減らす。
 対策として、コンセントを抜く、ブレーカーをおとす、冷蔵庫以外、省力用のコンセントを使う。
 U、節電する。
   ・使用時以外には電源を消す(照明、暖房、冷房、テレビ、オーディオ等)
   ・夜11時以降から電気料金が安くなる制度があるので上手く使う(携帯等の充電、洗濯、パソコン等)

  V、節約する。
   ・無駄な電化製品は購入しない
   ・今ある物で長期間故障するまで活用し、支障時は可能ならば修理をする。パソコンは無駄に買換
   えをせず、少なくとも10年間は使用したい。ソフトは使用に応じて無料ダウンロードを活用する。
   また、その為のスキルをできれば誰かに聞くようにする。今ある機種で可能な限りによくノウハウ
   が入っているソフトを利用する。(例えばWordソフトでも多機能があるので使えるようにスキルを
   アップしてみよう)
   ・冷暖房は設定温度が大事
   夏は28℃に設定し、不快であれば暑さ対策として扇風機を使う。就寝時にはアイスノンや保冷剤、
   水枕等を使用すると寝苦しさも変わる。
   冬は20℃にする、それでも寒い時にはヒーターや床暖房、ホットカーペットを使用する。
   但し、必要時な時だけカーペットは必要なスペースで使い、膝掛けや靴下2枚履いたり、ヒトテッ
   クなど活用し、厚着する。
   部屋の工夫としては、窓には熱が逃げないよう2重カーテンし、もしくは天井からカーテンレール
   を張り、カーテンにて個室を作ると狭い範囲で早く暖まる。
  W、新しく購入する時には省エネの物を買う。

  X、電化製品ごとの対策
   ・冷蔵庫は、夏時の冷蔵庫内は「中」冬時は「弱」に設定。温かい物は冷めてから収納し、一度に
   沢山詰め込まない。ドア開きには注意する。日付の古い食材から使用し、月に一度は庫内を片づける。
   冷蔵庫の使背面と壁との距離を空けることで熱がこもるので、庫内が冷えにくくなる原因になり又
   冷凍庫に氷が張っていれば霜取りをし、解凍すると効率が良くなる。そして、直射日光の当たる所
   には配置しない。
   ・洗濯機は、洗濯物を一度に沢山入れず七文目にし、スピード仕上げをする。
   ・炊飯器は、電子ポットは使ったら元栓を抜く保温にしない、必要な時に電気を入れる
   ・アイロンは、使用後の余熱を利用する。
   ・テレビ又はオーディオは、使用以外主電源を切り就寝時と外出時は必ずコンセントを抜くかブレー
   カーをおとし、テレビは必要以外つけっ放しせず、見たい番組があれば録画機能を利用する。そし
   て必要以外のCM番組は飛ばして見る方法もある。
   ・冷暖房エアコンは、2ヶ月に1回フイルターの清掃をし、使用時以外は電源を抜く。
   室外機が陽に当たると効率が悪くなるので日陰を作る対策をし、ファンにあたらないように廃材や
   ダンボール、ビニールシート又はアルミ制シートで熱除けを作る。
   夏の昼時はかなりの外気温になるので窓ガラスに紫外線カットのシールを貼ることをお勧めした
   い。また、遮光カーテンをすると部屋温度上昇を防げる。冷房の効きも良くなるので設定温度を加
   減できる。
   夏期の工夫として、クーラーの変わりに扇風機を2台ステレオのように足元と枕元に設置すると不
   快をしのげ涼しくなるし、少し開窓をすればおくとなお良いのでは?
   就寝時のエアコンはタイマーでセットする事をお忘れなく。
   ・空気清浄機・掃除機は、時々フイルターを掃除、取り替える。
   ・パソコンは 使用時以外には待機状態にせず、画面照明は省エネ設定し、テレビも同様音量は必
   要以上に上げずに使用する。
   ・温水器は、機種にもよるが夜間〜朝は使用しなければ保温は止める。
   ・電気こたつ・ホットカーペット・電気敷布は、床に断熱用としてアルミシートを退くと熱が下に
   逃げにくいの で、温度設定は低くできる。
   ・照明は、トイレ、廊下、ベッドルーム等のワット数を低くし省エネタイプの電球に変えてみよう。
   例えば傘付き円球2本タイプ照明は、1本を取り外し点灯してみたり、傘の内側にアルミホイルを
   貼ってみるとかなり明るく方法もある。

ガス代をリデュースしてみよう!
  T、風呂の工夫
   ・あらかじめ昼間に水を貯槽しておくと自然に外気で少し暖まるので、湯度設定は下げる。
  ・夏期は、シャワーだけにし、節水対策として蛇口に節水用のグッズを使用してみる。
  ・冬期は、なるべく入浴順は間を空けない(一緒に入浴、順番に入る)但し、間が空いてしま時は、
  浴槽に蓋をし、入浴には湯船で半分蓋をしすると湯温度が冷めにくくなる。シャワーはなるべく使用
  せずに済ませ、使用時には小まめに止める。
  石油ストーブや暖房器具にやかんや鍋を置き、湯をかかさず作っておき入浴時に使用したり、料理時
  にも便利。
 U、電気・ガスコンロの工夫
  ・湯を沸かす時には、必ず鍋の蓋をすし、コップ一杯分量であれば電子レンジを使用。
  ・土鍋、圧力鍋を使用すれば早くかつ保温性があり、沸かし器、電子ポットであらかじめ湯にしてお
  くと良い。そして、煮物は2〜3分たったら、火を止め、蓋をしたまま新聞紙とタオルで包み、発泡
  スチロー箱に入れてれば仕上る。15分〜20分間は冷めない。
  ・料理の際ガス火は強くせず、沸騰したら弱火にする。
  ・冬は石油ストーブや暖房器具の上に置くと次第に温まるやかん、鍋を使用する。

水道代をリデュースしよう!

 T、風呂
  ・夏はシャワーだけにする、節水シャワーに切り替える。
  ・追い炊きの場合には温まったら、熱が逃げないように必ず2箇所ある浴槽の穴をスポンジ又
  は専用の栓を使用し塞ぐことが効果的だが、但し、温める時には取る事。
  ・シャワーは小まめに止めるか、浴槽の湯を使う。
 U、トイレ
  ・使用後1回に流す量を少なくするためレバーを加減する。
  ・大と小と使い分けをする。
  ・トイレのタンク内に必ず200ccに水を入れたペットボトルを入れるか、隙間に小さなレンガの
  小さを入れて置くと水笠ができ貯水も放水も減る。
  ・断水時の方法として、ペットボトルやバケツに雨水や浴槽水、洗濯機の排水を入れて置き、トイレ
  の使用時に直接便器に流し、残水はトイレのタンク内に排水後にすぐに入れる。
 V、洗濯
  ・浴槽の残湯を使用する。まだ温水であれば洗濯物の汚れが取れやすいことも洗剤量を加減できる。
  ・スタートの際はマニュアル設定かスピード設定があれば、すすぎ水が少なくてすむ。
  ・雨の日にはベランダや庭のどに、大き目のポリ容器を置き溜まったら利用する(晴れた時には必ず
   蓋をしておく)
  ・すすぎに時間をかけない為、洗剤を多く使わない。
 W、流し
  ・節水コマ(水道局にて問い合わせる)か節水シャワーを取り付ける。
  ・汚れた食器はしばらく洗剤が入ったぬるま湯に約20〜30分つけて置けば、汚れが浮き出る。
  ・油汚れは必ずティッシュか新聞紙、古い布で拭き取る。
  ・すすぐ時にはあらかじめ漬け置き用(洗剤入り)と流し用(水だけ)と分けておき、漬け置から流
  し用に移すそして後はさっと蛇口からの水で流すと良い。
  ・洗剤は使いすぎず、重曹や酢、クエン酸水を使うと良い(泡が立たないので洗いやすい)
  ・歯磨き、洗顔、手洗い時は必要な量だけ放水し、流しぱなしにしない。
 X、その他
  ・洗車は、雨水の取り置きや風呂、洗濯の水をバケツで汲み、庭の水やりや米のとき汁、雨水の汲み
  置きを使用する。
  ・打ち水は、雨水の取り置き、お風呂、洗濯の水を使う(バケツで汲む)
  ※雨水を上手く使う方法、ベランダ、庭に大き目のポリ容器を置く、屋根からの雨水が流し樋に流れ
  るのでパイプで別の所に流しポリ容器に溜めておく。

車のガソリン代をリデュースしよう!
 T、燃費をよくする
  ・月に1度、タイヤの空気圧を見てもらう。
  ・高速道路は安定した速度約80キロで走る(最も燃費が良い)。
  ・一般道路は法定速度で走る。
  ・急発進、急ブレーキは避ける。
  ・駐車場では必ずエンジンを切る。
  ・信号ではアイドリングストップを心がける。
 U、車体を軽くする
  ・ガソリンは満タンにしない。
  ・後部座席、トランクには荷物や使わない用具類は置かない。
  ・助手席には使わない小物は置かない。
 V、定期的点検をする
  ・オイルの交換をする。
  ・少しでもどこか不調な時には直ぐにチェックをする。
   ※ガソリン代を安くする・・郊外でのスタンドでは都市部よりも安価な事があるので時々調べてお
   く必要がある。
   ※遠方や初めての場所は予め抜け道、早く着ける道路の情報を調べておく。
 W、レジャーはなるだけ車は使わない。
  ・のんびり歩く、自転車で楽しむ。
  ・身体の為にもウオーキングを取り入れる。

電話代をリデュースしよう!
 T、携帯は着信だけに使う
  ・返信はメールで返すためにはパソコンから相手先の携帯メール返信する。
  ・できるのであれば、急用の際は公衆電話か社内から電話をする。
  ・家族間は割安のサービスで自由に使えるものとする。
 U、送信はメールで行なう
  ・大事な用件はメール活用する。
  ・相手からの返事を待つ。
 V、要件は自宅の電話があれば回線電話で済ませる
  ・ファックスで要件を送信する。
  ・相手先の自宅か会社の回線電話にかける。
 W、パソコンを使う
  ・チャットを使用してみる。
  ・例えばWINDOWS LIVE MESSENGERを使う(いくら電話が長くても無料です)。
  ・スカイプを使う(海外では常識、ウエブカメラ、電話が使える)。
 X、メール宅急便を使う
  ・ヤマト便でA4サイズ、1センチ以内の厚みなら120円で翌日に届くコンビニで扱っている。
  ・ハガキ、封筒にて手紙を出すのも用方法であり、祝いや旅行時など(50円・80円)。

身近なリデュースとしては
  粗大ゴミの出し方として有料でコンビニ等にてチケットを購入後、区町村窓口に電話をし、指定日に
 出すのですが、品物によって手数料が違います。
 ほとんどは電化製品と日用品の物です。
 例えばコンロ、電気ストーブ、コピー機、ファックス、家具(机、イス、本棚)、食器棚、CD棚、傘立等で、
 又はカーペット、扇風機、ゲーム機、ゴミ箱、自転車、植木、テレビ台等など、各人宅に沢山ある物です。
 「まて、まて?」と、捨てる前に他に使い道がないのかな?をよく考えてみよう。
  @リサイクルショップに持っていく
  A誰か友達でいる人がいないのか
  Bインターネットでのオークションで出せないか
  Cその他・・フリーマーケットの出展、子どもの玩具なら役所の子ども用品の修理屋さん、傘ならば
  修理グッズ等で手直しする、木工物ならば釘と金づちで、その他接着剤を使うとか。
  再利用の余地がないのか?
  少し磨いてみたら、電気の接触を手直しするとか、さまざまですが、引越時には何でも捨てず
  に是非、知人に来てもらい、欲しい人がいれば持って帰ってもらう方法も大事です。
  物を大切にする習慣を日頃から身に付けたいものです。

 今回は3Rの中のリデュースをとりあげましたが、今後予定は、次のような事をシリーズで行います。
  第2回 環境汚染、リユース
  第3回 公害、リサイクル
  第4回 環境ホルモン、ロハスライフ
  第5回 食品の安全性、スロースタイル

 それらは、消費者の立場をコンシューマーという、生産する側、行政、市町村や自治体が取り組むのが
望ましい環境の取り組み方です。
各々のコンセプトが違うのは当然なことであり、私達は物を使うことで生活をより快適な、豊かな、幸せ な状態にすることが指標だったがしかし、大量な消費がかえって、環境を汚す事を学んだことで、コンシュー
マーイズムを少し変えなくてはならなくなった。
3R運動をすすめていくきっかけはここにある。
 最も大切なことは、私達が今までと同様の生活を営むことが果たして、本当に大切なのかどうかです。
リデュースそしてリユースは、消費を抑え、生産を抑制、大量の物が市場を埋め尽くすのではなく本当に
良い製品が出回ることを消費者はいつも望んでいる筈です。

 環境とは、何かを把握したら今までと異なった意識で生活ができあがったら良いと思います。
環境にやさしい製品がより安く手に入る為には、私達がコンシューマーとしての自覚が大切であり、生産
者が消費者の購買動向検索調査し、より販売が上がるものがヒットする。それには、私達がこの消費をど
うしたら納得がいくのかが必要です。
常に世の中を鋭く見ていかないと、大変な状況にまで環境は悪化してしまう恐れがあり、コンシューマー
とは、いつも世界の中心にいる存在だという事が今ほど痛感させられることはないのです。

ボランティアのきっかけは?
  何故ボランティア?
     「私がはじめてボランティアに取り組んだのは阪神大震災です」

  ここで、私のお話をしましょう。
  私が生まれたのは、神戸市須磨区で。
  災害地である私の弟の職場は、最後まで大変な状況だった長田区です。
  隣家では多くの家屋が壊されたそうだ。
  当時、今は他界した叔父がその時のことを語ってくれた。
  いきなり「どすん!」と物音
  気が付いて、辺りを見渡せば3階建てのビルが2階と3階を残し、1階はつぶれ悲惨な状況に!
  死んでしまった人達が沢山いるなかだが
  「ああ、よかったぁ、まもられたぁ」と感じたそうだ。

  その後こうした状況を私は間に見る機会になる。
  なぜならば、震災発生の翌日は電話が不通にそして、私が住んでいた家屋がとても心配になる。
  私は、こうしたショックがあって、いてもたってもおれなくなって駆けつけることになった。

  震災後は多種のボランティアがあるが、私の行動した事は救急隊、市民団体との連携、及び医療活動
  と励ましに駆け巡る。
  何日間も小雨の中・・・
  地元のバイク店にてバイクを購入し、緊急用車両と書いた、ダンボールのナンバーで走る。
  どこの組織に属す事はなく、たった一人で。

  こんな気持ちが胸を通りすぎる。
  災害地、私が中学生時代を過した須磨海岸、長田。
  ケミカル靴を毎日製造していた父・・・
  涙が止まらない。
  大都会でこの状況が大きく新聞や活字画像及びテレビや電波を通して報道された。
  しかし、本当の悲惨さが伝わらない。
 何故?
  それは、形が先に浮き出る報道される。
 一般の庶民が悲嘆に暮れているのに、その事が嫌でも伝わらないのがマスコミなのでしょう。

  私達が生きていく上で、最も求められるのは助け合う心ではないのでしょうか?
  お互いの事を思い共感することが大切に思われる。
  人は、一緒に働く事が出来た時、「ああよかった」とお互いの肩を抱きあい時に涙を流す。
  そんな出会いに、私は大きな共存の思考が必要であり大切だと思った。

  のどかな神戸の街を今も思う。
  そして、祖父祖母が生きていた事を。
  そして、いつまでも続いて欲しいと願う大切な自然が必要だと思う。
  希望・燈・光があって皆がつながる。
  その事を私の五体が感じた。
  そして、私はいつからテロ事件の出来事を、身近に思うようになる。
  それは、今だ9・11の事は、未だに脳裏から離れず、一人の友人がそこにはいる。
  その友人の名は「セイヤ・アオヤマ」高校時の、下宿生の会のひとりだった。
  二機目の旅客機が墜落。
  彼が死んだことをテロップの文字が冷たく知らせては消える。
  彼は、アメリカで暮らしていた事を私は始めて知った。身体に電気が走った感じだった。
  再び私の心に、なんだか言い知れぬ悲しみが湧いてきて、頬を伝っていく涙が止まらない。
  遠い彼の叫びを聞くように、彼の為に一体なにが出来るのかを問いかける。
  「一体何ができるんだ?」と私の心にトランシーバーのように流れる言葉が聴こえたようなきがした
  そして・・・
  「君しか出来ない事をやるのさ」「多勢の人を喜ばしてあげておくれ」の声。

  そして、私は悩み数ヶ月が経つ。
  私の心の底で、彼のメッセージが魂の炎の如くに鳴り響いた。
  ふと学生時代から音楽をやっていた事を思い出した。
  チャリティコンサートだ!
  私は、2004年2月29日に、中野区内、芸能小ホールでチャリティーコンサートを開催する。
  およそ100人が来た。
  そこまで出来たのには、知人たちが受付や設営、チラシ配りなどの支援があり、私の思いを知るかの
  ようにプロの一流のギターリストもが出演してくれて。
  うれしかった思いは今も忘れない。
  「皆が喜び、やったかいがあったよ!青山さん」と心の中で彼に伝えた。
  これが私のボランティアのきっかけであり、行動に繋がる道です。

ボランィアに協力してくれている人たちって?
  それ以後も大勢の知人が手伝ってくれて今日に続いて、9回目のコンサー開催までになりました。
  その後は少しずつ方向を変え、其々に無理せず、むしろ末永く持続が大事だと思うようになってきま
  した。
  知人の音楽家である坂口夫婦、梅田氏達とは大の仲好しであり、私の心を知ってお手伝いをして下さっ
  た。また、野方でのコンサートでは多くの素人達との催しができたと思っています。
  そして、平成20年に開催した中野ゼロホール内では、音楽家水野さんが活躍をしてくれて大好評に閉
  幕できました。
  この様子は私達が主催する自主制作のユーチューブで見られますので宜しければご覧下さい。

地球を潤す会とは
   ボランティ活動の道のり

 2001年、代表である私、竹内良雄が、個人的活動を開始することから始まる。
  ・健康関連の公開セミナー、家庭で出来る健康法(インターネットYOU TUBUブログにて配信中)
  ・国際人権ネットワーク (カンボジアに学校をたてる)
  ・NPO地球村,OWS福祉の会 (障害者施設慰問コンサート)に参加
  ・地域の活性化につとめ、音楽を通しての地域ボランティア運動に参加寄付活動を行なうOWS福祉
  の会
  ・財団法人毎日新聞東京 社会事業団 (小児ガン征圧キャンペーン)
2004年、NPO(非営利団体)を設立する。
 平成20今現在はスタッフ約5名、参加者は延べ900名に至る。
  ・ビデオ、CDを製作及びDVD、本等を自主制作
  ・売り上げは全て各非営利団体へ寄付する。

  ***環境を取上げた好評なDVDの紹介***
       「多摩川136キロの旅」「自然の波と小鳥のさえずりのヒーリンミュージック」

  こうしてボランティアの道は、毎年チャリティコンサートを行なう形となった。
  2007年4月には中野区民営放送で地域に紹介される (中野シティテレビ)
 収益金を寄付
  ・社会福祉法人 中野区社会福祉協議会 (恵まれないお年寄りの為の施設つくり)
  ・犯差別国際運動(IMADR)(スマトラ沖地震救援)
  ・日本赤十字社 (テロの被害にあわれた方々へ支援)
  ・財団法人 日本ユニセフ協会 (世界の恵まれない子供たちの為に)
  ・NPO法人、埼玉高齢者・障害者福祉推進機構
  ・独立行政法人 地球環境基金部 (あなたの募金が地球を救う)

 2008年からは、世界市民公開講座、環境を考える為のプロジェクトをつくる。
  ・2008年6月、第1回の環境講座&地球の為のチャリティコンサートを行なう。
  寄付先(独立行政法人 地球環境基金部、関連各ボランティア団体)

  以上が、私のボランティへのきっかけであり、活動概要です。
  今後のボランティア活動として、チャリティコンサート、講演会、出版活動につとめる予定です。

  そこで会を運営維持してくために、私たちは、皆様の温かい協力、あなたのご支援が必要としています。
  青く輝く私達の地球を守る為、地球を潤す会への温かいご支援をお願いいたします
  地球を潤す会へのご寄付は左記の金融機関の口座より受付けております。


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一口1000円
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ゆうちょ銀行、019店
当座、0370865
   クリスタル


連絡先
東京都杉並区堀ノ内1-2-10-106
TEL 03-3318-8127
メールアドレス qqhk9yq9k@song.ocn.ne.jp
ホームページ  http://www4.ocn.ne.jp/~crystaln/
(ヤフーにて「地球を潤す会」を参照下さい)

          竹内 良雄